海外FX会社のオーナーは?
このサイトで取り上げられている海外FX業者のオーナーは外国人なんだよね?
どうやらそうでもないらしいのよ・・・・
どういう事?
実際はノミニーという制度で日本人が運営している会社が多いとのこと・・・
えっ・・・ちょっと頭こんがらがってきちゃったんで、教えてください。
まずノミニー制度というものから説明するよ。
ノミニー制度
ノミニー制度とは
ノミニー(Nominee)制度とは、法人の役員や株主を第三者名義(現地の人)で登記できる制度のことです。
オフショア法人では、ノミニー制度を利用した法人登記が可能です。「名義上の役員」をノミニー役員、「名義上の株主」をノミニー株主と言います。会社定款などの法人書類にも、実際のオーナー情報は記載されません。
プライバシー保護を目的とした合法的な制度であり、ノミニー制度は日本でも海外のオーナーに対して行われていました。
ノミニー制度のメリット
- 実質のオーナーの名前が表に出ない。業界の著名人であったとしても、ノミニー制度を使うことで合法的かつステルスでビジネスをスタートすることができ、競合他社からの目もかいくぐることが出来る。
- 外国人が代表の会社と、現地の人が行っている会社どちらが応援されやすいでしょうか?一般的には、現地の方が行っている会社じゃないでしょうか。誰でも代表者として指名できるので、よりメリットを享受しやすい方を代表にすることが可能。
- ノミニー制度を利用さえすれば、取引や契約に関しては完全な匿名性を維持することが可能です。競合他社、親族、債権者、あるいは私立探偵など、政府以外の組織に対する保護がある程度可能になる。政府当局に対する保護は不可能。
- ノミニーサービスは法人の銀行口座開設が緩くなるといった特色もあるようです。近年、マネーロンダリング対策で法人銀行口座の開設が厳しくなっていますが、ノミニ―サービスの利用により、それらの問題を回避することができる。
- ノミニー制度を利用することで、現地人が代表となりますので、政府機関への提出書類が少なくなるあるいは完全に0になるケースも。外国人が代表になったケースよりも、あらゆる審査に通りやすくなると言われています。
ノミニー制度の運用
- ノミニー制度を利用したからといって雇われ社長を雇っているといったことではない。実質的な会社の経営・責任はノミニーではなくオーナーである。
- 実質のオーナーとノミニーの間で契約(金銭)を結ぶことにより、実質のオーナーに、会社の全ての権利と責任が保証されるようになります。
金融の世界では各国の法制度の網目を通って、実際の大口所有者がわからないといった事があります。投資委託会社に金額を預けている大口投資家の名前とか、法人登録をしていない会社の場合は所有者を届け出なくても良いとか・・・その内記事にしようと思います。
ノミニー制度を使うってことは、日本では違法営業をしている事を隠したいからですよね?
まさにそうだよね。ただ殆どが日本人が真の持ち主だそうだよ。
でもどうやってFX会社を立ち上げるの?
現地には行くんだけど、現地の法人登録において実経営者でないとできない作業を除いては、法人登録や登記などは現地ノミニーに委任する形だと思うよ。
だとしてもFX会社だからそれなりにトレードツールのようなものを用意しないとできないんじゃない。トレードシステムを作るプログラマーやトレードシステムをメンテするようなエンジニアも必要だよね。
そうだよね。ネット上で取引するための取引ツール(PCツール・アプリ)はFX会社には必要不可欠なんだけど、それもホワイトラベルというサービスがあるようだよ。
教えてください。
ホワイトラベルとは?
ホワイトラベルとは?
自動車の場合、まったく同じモデルにも関わらず、販売会社が違うとモデルの名称が違うケースを見たことがありませんか?まさにこのイメージです。このような形態をOEM(Original Equipment Manufacturer)といいますが、FX取引システムのOEM形態です。「ホワイトラベル」を直訳すると、「白紙のラベル」となりますが、白紙のラベルに自社のブランド名をつけてサービスを行うということです。「FX取引システムを丸ごと借りる」というイメージです。
例えばホワイトラベル提供元であるA社が、顧客であるブローカーB社にFX取引システムを提供します。その際、A社はブローカーB社向けにカスタマイズし、システムパッケージ納品する。提供されたブローカーB社は、それを自社ブランドとして自社の顧客(投資家)に提供する。→もちろん海外で人気のFX取引システム「MT4」「MT5」もホワイトラベル提供元があります。
ホワイトラベル代理店のページより
ホワイトラベルでは、独自のブランドでオフショアFX業者を立ち上げる事が可能です。既存のFX業者から全てのシステムを借りて運営を行いますが、社名やロゴなどがあなた独自のロゴやブランド名などに変更する事が出来ますので、システムの専門的な知 識は必要としません。サービス構成もある程度は、独自に設定が可能です。オフショアでは、レバレッジ規制が無いため「100倍、200倍、300倍、500倍、1000倍」といったレバレッジを設定したり、入金にクレジットカードを利用できたりと利便性も高いサービスが提供可能です。
FX業界におけるホワイトラベルとは、取引プラットフォームやリクイディティプロバイダーからの為替レート提供などの仕組みを全てパッケージとして提供し、それを利用してオリジナルブランドのFXブローカーとして運営することが可能になるプログラムのことを言います。
現実問題として、ゼロからFXブローカーを立ち上げるには、相当な資金力と人材が必要になることが予想されます。しかし、当社のホワイトラベルを利用してFXブローカーを立ち上げれば、全てのパッケージは既に用意されているので、比較的現実的な事業スタートが望めるはずです。当社のホワイトラベルは、オンライントレーディングビジネスに参入しようとしている法人を対象としております。
海外FX会社は日本から立ち上げ可能
「ノミニー制度」及び「ホワイトラベル提供」により、海外FX会社を比較的簡単に低コストで立ち上げる事が可能だよね。
そうですね。でも何故日本のオーナーなのに、日本でFX会社を立ち上げないの?
やっぱりそう思うよね!
1つは日本の金融庁の規制が厳しいので、金銭的にも簡単には立ち上げられない。
FX会社の財務の健全性を示す指標として自己資本規制比率が「120%以上」維持することが金融商品取引法で定められており、日本国内の全てのFX会社は自己資本規制比率を毎月、公表することになっている。
もう1つどうしても日本で立ち上げられない事情があるようです・・・こちらのほうが興味深いです・・・
教えて下さい。
下記、引用動画を見てください。
・・・これは・・・よくよくわかりました。
何故、海外FX会社がここまで日本で営業活動しているのという疑問が解けたんじゃないかな。まさに日本国内の歴史にからくりがあったと・・・
まとめ記事を書きましたので、下記記事を読んでみてね!
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違法FX ~違法の歴史~
SNS上(特にX 旧twitter)で海外FXのアフィリエイター達が跋 ...
続きを見る
結論;やはり日本の金融庁ライセンスを持っているFX会社を利用するべき!
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▼FX投資マスターガイド(図解オールカラー128ページ)
・入門編:外国為替市場とFXの仕組みを学ぼう
・基礎編:FXを実践するための知識を身につけよう
・実践編:FXで稼ぐテクニックを身につけよう ※演習問題付き
第1章:「外国為替の仕組み」を理解しよう
第2章:「FXの仕組みと基本」を理解しよう
第3章:FX会社に口座開設するときの目のつけどころ
第4章:「経済と金利と為替」の関係を理解しよう
第5章:「経済の動きを具体的に知る方法」を理解しよう
第6章:押さえておきたい「取引の基本」
第7章:FXに欠かせない「チャート分析」を極めよう
第8章:「通貨ペアの特徴」を理解して取引の精度を高めよう
第9章:「マネー&マネジメント」を理解しよう