WISEとは
WISEは、低コストで海外送金できるツールとして、手数料が安いと話題になっております。
海外移住を考えるならぜひ使いこなせるようにしたいWise。 Wiseは他の海外送金方法に比べて手数料が安く、お得に海外送金ができるサービスです。
Wiseはミッドレート(インターバンクレート)による両替と良心的な手数料で銀行よりも安く海外送金できます。
海外で現金の引き出しや支払いに使えるデビットカードも使用でき、手数料が安いと話題です。留学や移住、旅行などで海外に行く予定がある人はぜひご一読ください。世界160ヵ国40通貨に対応しており、デビットカードを作ると海外ATMでの現金の引き出しもできます。
WISEの企業情報
海外送金というと、ちょっと怪しい会社もあるので気になって調べてみましたが、法務局の資金移動業のライセンスも保有しています。WISEは銀行ではありません。資金移動業を中核としたフィンテック企業という位置づけです。
WISE日本法人
会社名: ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社
事業内容: 第一種及び第二種資金移動業者
登録番号: 関東財務局長 第00040号
加入協会: 一般社団法人 日本資金決済業協会
設立: 2014年(平成26年)
WISEの安全性
WISE 海外送金の評判
WISEの世界での評判は、Trustpilot(企業評価サイト)では、Wiseは186,000件以上のレビューで4.5の評価を受けており、「優秀」と評価されています。そのうち93%が肯定的で、使いやすい、送金が速い、手数料が安いというレビューが多数あります。Wiseのウェブサイトもわかりやすく、海外送金の手数料やレートが表示されるコスト計算機も使いやすさとしては定評があります。
金融庁登録 第一種及び第二種資金移動業者
WISEは英国のFCAをはじめとする各国の規制当局が定めた厳格なルールに従って事業を展開しています。又これらの機関はお客様を保護し市場全体を守る役割を果たしています。ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、日本では関東財務局に規制されており、第二種資金移動業者(第00040号)として免許登録されています。【金融庁:登録業者リスト】
WISE(ワイズ)は世界中に利用者を持つ巨大企業で可能性は低いですが、万が一倒産するような事があっても、履行保証金制度によって還付を受ける事ができます(WISE:日本での利用規約第18条)
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WISEの二つの側面
WISEを分かり易く理解するために、二つの側面に分けて説明していきたいと思います。
①海外送金
- WISEアカウント口座を使って海外送金
→WISEアカウントを取得するだけで使用できます。(海外送金するだけなら、WISEデビットカードは不要です。)
→WISE口座から送金できるのは100万円までです。 多額の送金については例外あり→日本にお住まいのお客様の多額の送金について
②WISEデビットカード
- WISEデビットカードによる国内及び海外での店舗でのカードショッピング(Visa・Mastercard)
- インターネットによるカードショッピング(Visa・Mastercard)
- 海外ATMでの現金引き出し(Visa・Mastercard)
→WISEデビットカードを作成しないと使えない。(WISEデビットカードのカード発行手数料1200円かかる。)
→デビットカードなので、WISE口座に入金されている金額が使用限度額になります。
→初回にWISEデビットカードを作成すると、WISEアカウント口座を取得することになるので、①の海外送金も出来る事になります。
→海外ATMでの現金引き出しは月2回/合計3万円までは手数料無料。
上記の2つの事(①海外送金 ②WISEデビットカード)が出来るようになり、ユーザーのWISEアカウント口座からお金が移動していきます。
WISEアカウント口座はマルチカレンシー口座となっていますので、様々な貨幣をWISE口座に入れておくことが可能です。
マルチカレンシー口座(WISEアカウント口座)
Wiseのマルチカレンシー口座では、約40種類の通貨を保有し、1つのアカウントで簡単にアプリ上でオンラインウォレットとして管理することができます。
各通貨の残高は、口座に紐付けられた国際デビットカードで決済や支払いに利用可能。同じ通貨のまま支払う場合は手数料無料、別の通貨から両替する場合は若干の両替手数料のみで両替することができます。
Wiseのマルチカレンシー口座で保有できる通貨は次の通り。
→但し、現状WISE口座で保有できる資金の限度額が100万円までです。

- 例えば自分のWISE口座の中で、日本円10万円保有していたとして、10万円のうちの5万円を米ドルに両替し(Wiseアプリ上で両替可能)、オーストラリアドルで2万円分を両替し、日本円で3万円・米ドルで5万円分・オーストラリアドルで2万円分をWISE口座内で保有する事ができる。
- 海外送金するときは、アプリ上で保有通貨を指定して(米国に送る場合は米ドル)、送金する事が可能。
- WISE口座内に日本円のみの場合、海外送金すると自動的にその時のレートで現地通貨に両替される。
- 事前に有利なレートの時に両替しておきたい場合は、マルチカレンシー口座は便利だと言えるでしょう。ただ為替の状況はプロでも読みずらいので私は余り気にしていません。
- WISEデビットカードを使用する場合、WISE口座に3種類の通貨が入っている場合は、一番有利な(手数料がかからない)通貨をWISE側が選んで決済してくれる。例えばWISE口座に、米ドルと円が入っていて米国の商品を購入するときは、自動的に米ドルで決済してくれる。
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図解 ①海外送金

図解 ②WISEデビットカード

WISEのメリット
コストが安い事が最大のメリットです。
Wiseのサービスは、厳密には海外送金ではありません。送金側、そして受け取り側の両方で国内送金を2回行うという手法です。Wiseは世界の様々な国で資金を持っており、日本国内にもWiseの口座があるんです。WISEは銀行ではないので実際には、三菱UFJ銀行などにWiseの口座があるわけです。
例えば日本からアメリカに送金する場合、送金者は日本にある「Wiseの口座」に国内送金をします。その入金をWise社側で確認できたら、今度はアメリカのWiseの口座から受取者のアメリカの口座に国内送金しています。実際には「海外送金」はしていないため、低コストで送金できます。(Wiseのホームページで、送金手数料は従来の銀行の最大8分の1だと紹介しています。)
クレジットカードの海外事務手数料とWISE手数料の比較
日本のクレジットカード会社の手数料・・・・事務手数料で2.5%~4%程度と言われています。それに為替レートの差額分の見えないコストが乗るので実際はもっと多い事になります。
WISEの手数料・・・・0.5%~1%程度です。為替レートは中立レート(インターバンクレート)なので圧倒的にWISEのほうが割安です。
日本のクレジットカードは海外で使用するとポイントが付きますが、それを踏まえた上でもWISEのほうが断然お得です。
◎手数料が安い事に加えて為替レートも中立レートなので割安
為替手数料というのは、銀行が外貨両替をする際に換金レートに上乗せしている手数料のことで、実際には為替レートに含まれており目に見えない形で組み込まれています。ニュースなどで一般に言われる、「1ドル○○円」というのは、仲値と呼ばれる値段で、銀行は外貨を売ったり買ったりする時に、仲値からそれぞれ為替レートとして手数料を取ります。この手数料はUSドルの場合だと売り側、買い側共に±1円程度を設定している銀行やクレカ会社が多いです。つまり、銀行の海外送金やクレカ決済の場合、このような料金が追加で掛かっています。金額が多くなるとかなりの金額になります。この意味でもWISEのほうが断然お得です。
WISEのデメリット検証
❌Wiseは銀行ではないため、利子や融資のサービスはない。
→しかし、WISEのアメリカアカウント口座は金利(4%程度)が付くみたいです。WISEアメリカアカウントを保有するにはアメリカの居住者でないとアカウントを作れません。このあたりはWISEの当該国での許認可状況によって違いがあります。
❌保有できる資金の限度額が100万円まで。
→日本のWISEアカウントの限度額は100万円です。
ただし、WISEアカウントの残高から送金しなければ、日本から最大1億5千万円(または別通貨の相当額)を海外送金できるようになりました。(第一種資金移動業者の認可による送金機能にのみ適用)このあたりはWISEの当該国での許認可状況によって変わってくるので、今後もっと使い勝手が良くなる可能性もあります。日本にお住まいのお客様の多額の送金について WISE HPより
❌現金での入金はできない。(ネット振込or銀行のデビットカード入金のみ)
→WISEアカウント口座への入金するには、ネット振込(インターネットバンキング)になるかと思います。ネット振込手数料の無料枠が多い(例;振込3回まで無料/月)ネット銀行口座を開設しておくと良いでしょう。
→デビットカードでのWISE口座への振り込みには手数料が掛かります。
❌支店がなく、操作や利用は全てオンラインまたはアプリで行う。
→支店が無いというのは、デメリットではなくメリットのほうが遥かに多いと言えるでしょう。オンライン上で海外送金が出来てしまうのは今までの海外送金と比べてはるかに便利です。
❌デビットカード使用時、クレカポイントのようなポイントは付かない。
→日本でもWISEクレジットカードで決済できますが、日本国内の使用に関してはポイントも付くので、日本のクレジットカードを使用したほうが良いです。
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Wiseアカウント開設/デビットカードの作り方
Wiseはアカウント登録後に送金やデビットカードの作成ができます。まずは「アカウントを開設する」をタップします。
①アカウント開設

②メールアドレス入力

③確認メールが届くので、メールアドレスを認証する。

④「続行」。

⑤「個人アカウント」を選びます。

⑥住んでいる国を選び「続行」をタップ

⑦電話番号を入力し、「認証コードを送信する」をタップします。
電話番号ルール

⑧送られてきた認証コードを入力して「送信する」をタップ。受信できないときは、自分の携帯のショートメール設定を変えてみて下さい。自分もここで手こずってしまいました。

⑨Wiseのパスワードを作成して「続行」します。このパスワードはメールアドレスでのログインパスワードになります。忘れずに。

⑩次に、住所や名前などの個人情報を入力し、続行します。

⑪職業を選択し、続行。

⑫これでアカウント登録は完了しました。(これで海外送金は可能。)デビットカードを作成したい方は「支払いや資金の受け取りをする」をタップします。

⑬これから行う手順が表示されています。このまま進めるので「続行」します。

⑭個人情報入力画面の記入して下さい。
⑮Wiseで利用する通貨を選択します。通貨は後から変更することができるので、とりあえずいくつか選んでおけば大丈夫です。

⑯「Wiseデビットカードを取得する」をタップします。

⑰Wiseではアプリ上のバーチャルカードも取得できますが、ここでは海外での支払いや現金引き出しにも使える実際のカードを注文していきます。(発行手数料1200円→当サイトからは無料となります)

⑱配送先の住所をローマ字で入力し、続行します。参考;住所英語表記ページ

⑲発送方法を選び「続行」します。「普通郵便・無料」でよいかと思います。

⑳カード名義の表記方法を「名+姓」または「姓+名」のいずれかから選択し続行。

㉑デビットカード利用時の暗証番号を設定します。こちらの暗証番号も忘れずに!

㉒注文内容を確認し「続行」をタップします。

㉓お客様情報の入力

㉔次に、身分証のが求められるので、いずれかを選びアップロードして本人確認を終わらせます。

なお、本人確認時の手順は公式サイトで詳しく解説されているのでやり方がわからない人は参考にしてみてください。なお、本人確認には2〜3営業日かかります。Wiseから本人確認終了のメールが届いたら、次の手順に進んでください。
本人確認完了後の手続き
本人確認ができたらデビットカードの注文に移ります。
㉕ホーム画面の「カード」から表示される画面で「カードを注文する」をタップします。
キャンペーンコードにてログインした人はWiseデビットカード1200円ではなく、最低入金額(3000円)の画面になっているかと思いますので、それに従って3000円以上を入金してください。

㉖次は、デビットカードの発行に必要な1200円を入金、もしくはキャンペーンコードでログインした人は3000円以上の入金をします。
以下の画面で入金金額を設定し「続行」をタップします。(画面は2,000円になっていますが上記の金額で大丈夫です)

㉗次に入金方法。
振込方法には【銀行振込】と【※デビットカード振込】があり、デビットカード振込には手数料がかかってしまいますので銀行振込(ネット振込)が良いです。(※デビットカード振込は勿論日本の銀行のデビットカードです。)
銀行振込による入金を選んだ場合、振込先の口座情報が表示されます。銀行口座からこの口座宛に振り込むと、自分のWiseアカウントに入金されます。振込が終わったら「銀行振込が完了しました」をタップ。

㉘私の場合、デビットカードは無料郵送で注文完了後7日程度で送られてきました。
カード到着後→カードの有効化
デビットカードと一緒に送られてくる書類にアクティベーションコードも同封されているので、すぐに有効化してください。

以上がアカウント作成及びデビットカード申請方法でした。WISEは今後のためにも作っていて損はないです。この機会に作成しましょう。
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WISEデビットカードの初期化/有効化(日本国内・海外)2025年
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