リーマンSP500底値
2008年9月に起こった金融危機リーマンショックですが、9月から株価が下がり始めて、翌年2009年3月に米株主要指数SP500は最安値が666.79ポイントを付け、そこを底値として株価は上がり始めました。

米株(SP500)概況とサイン
ここ最近の米株は4月のトランプ関税ショックから立ち上がり、7月8月9月と連日過去最高値更新でした。
ただ終焉するタイミングとしては、リーマンショック安値666から始まり6660で終わるのかと邪推しておりました。9月の米株のSQ(先物取引の清算日)が9/19だったので、その辺りの日取が天井かもしれないと思い観察した結果が以下の表です。

9/19の終値が6664.36ポイントでサインめいた終値でした。
その後若干上がり、9/22日中最高値が6699.52 ポイント、9/23の始値が6669.79ポイントでした。9/26現在、9/23の高値を天井に米株は下がっています。
今までSQ(米株先物清算日)の第3金曜日近辺を境にトレンドが変わる事が多かったですが、今回は2日ほどズレて火曜日が転換日となりました。
ちなみに9/22がどんな日かというと、2025年の9/22はロシュ・ハッシャナー(ユダヤの新年の祝祭日)です。(ユダヤ暦は太陰太陽暦なので毎年日程が前後します。)
今までロシュ・ハッシャナーを境にトレンド転換の事例が多い事から、今回もそのように考えています。
ただ相場を演出しているのはサタニストです。彼らのさじ加減一つでどうにでもなるので、また再び高値を超えてくるかもしれません。
→引用∶相場の格言「ロシュ・ハシャナの前に売り、ヨム・キプールの前に買え」
https://note.com/heihachiro888/n/n588965128c25
〜追記〜
日銀ETF売却の決定
9/19に日銀植田総裁より、日銀保有のETF・REIT売却を100年かけて売却すると発表しました。約35兆円あるETFを少しずつ(株価に影響与えないように)100年かけてという事です。
相場の世界では、トンデモない資金量を持っている日銀の事を「クジラ」と呼んでいます。ここ近年の日経平均のハネ上がり方が異常にエグい時などは「クジラが動いた」と言っていました。
ただ日銀ETFの運用は投資顧問会社に委託しているはず(会社名は公表されていない)なので、当然その投資顧問会社は、自前の先物オプション取引の建玉と抱き合わせて売買している・・・・と邪推しています。なぜならば、目の前に日銀公認の売の現物があるのだから・・・
ちなみに投資顧問会社の会社名は公表されていませんが、GPIF(年金保険機構)の委託投資顧問会社はゴールドマンサックスです。
今までは日銀ETF購入なので、投資銀行の建玉は【コールの買・プットの売】がメインでした。今後は日銀ETF売却の発表を区切りとして【プットの買・コールの売】の建玉がトレンドになると邪推しています。
そのトレンド転換が上記米株SP500のトレンド転換時期と合わせてきているのも、なんとなく腑に落ちる所ではあります。
しかしながら、彼らの騙しサインの可能性もあり、バブルは続くかもしれませんが・・・・