ポートフォリオという言葉を少しは聞いたことあるかと思いますが、どのような事かを調べてみました。
ポートフォリオとは
- リスク分散: 異なる資産クラス(株式、債券、不動産など)を組み合わせることで、一つの資産が不調でも他の資産がその損失を補う可能性があります。これにより全体のリスクが軽減されます。
- リターンの最大化: 投資家は、自身の投資目的に応じて高リスク・高リターンの商品と低リスク・低リターンの商品を適切に組み合わせることで、期待されるリターンを最大化します。例えば、株式に多く投資することで高い成長を狙いつつ、債券で安定した収入を得ることができます。
- ポートフォリオ理論: 投資家は「ポートフォリオ理論」を用いて、最適な資産配分を決定します。この理論では、異なる資産の相関関係や市場の動向を分析し、最も効率的な組み合わせを見つけ出します。
投資というのはリスクが付きまとうものなので、自分の財産を異なる商品(高リスク・低リスク)に分散投資して将来のリスクを回避しようという考え方です。
上記はよくある教科書的なものですが、はじめは余剰資金で少しずつ投資をしたいという事であれば、株式投資に少しずつ投資するのもありかと思います。今後、仕組みが分かってきたら、資金を多く投資に廻してポートフォリオを組んでいくという事でよいかと思います。
ポートフォリオの考え方も、年齢や世代によって変わります。若年層はリスク資産を多めにして、中年から老年層はリスク資産を少なめにするという事になるかと思います。
各金融商品のリスク度合い
各金融商品のリターン・リスク度合いを表にしました。あくまでも筆者の考え方です。
ちなみに、表中の※個別銘柄に関して、人によっては調べればそれほどリスクはないよ、と言われる方もいるかと思います。筆者の経験上では個別銘柄取引は指数取引より難しいというイメージです。よく調べたうえで個別銘柄を買わないと、たとえば決算ショックで急落というのもありますから・・・、まあリスクを分かったうえで買ってみるのもいいと思います。リーマンショック以降はSP500指数・ナスダック・半導体指数は右肩上がりでしたが、個別銘柄はてんでバラバラで銘柄の選定を間違えると現在も含み損を抱えている状況だったりします。
債券 | 株式 | |||||||
銘柄 | 国債 | 優良社債 | HYG | オールカントリー指数 | SP500指数 | ナスダック指数 | 半導体指数 | ※個別銘柄 |
リターン | 小 ←←← リターン →→→ 大 | 小 ←←← リターン →→→ 大 | ||||||
リスク度 | 小 ←←← リスク →→→ 大 | 小 ←←← リスク →→→ 大 |