2024年10月13日
米株調整しそうでしないですね。
10月は季節的に調整のある月ですが、CPI(インフレ指標)も悪かったのに、違和感ありますね。
ドル円ですが、ここから大統領選挙までどう動くのでしょうか。
- 2024年の米大統領選挙は、ドル円相場にどのような影響があるか。
- トランプ氏が勝利した場合、初期はドル高が予想されるが、その後ドル安に転じる可能性がある。
- ハリス氏が勝利した場合、ドル安が進行する可能性が高い。
- 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが進むと、中長期的にはドル安・円高の傾向が強まる可能性がある。ただ雇用指標・インフレ指標で短期的な流れが変わることもあり得ます。
ドル円相場の動向
- アノマリー的に2024年の米大統領選挙の年は、ドル円に明確なトレンドが見られない。
- 選挙翌年にはドル円が上昇する傾向がある。
- FRBの利下げが進むと、ドル安・円高の可能性が高まる。
- 過去の選挙年では、ドル円の下落率が拡大した例もある。
- 米株調整すると、円キャリートレードの巻き戻しも含み、短期的にはかなり深い調整も多いに考えられる。
FRBの金融政策
- FRBは2024年に利下げを進める可能性がある。
- 9月のFOMCで50ベーシスポイントの利下げが決定されたが、その後は雇用指標・インフレ指標の動向をみて対応していくとみられる。
- 短期金融市場は、FRBの利下げペースが速まる可能性を意識している。
- 利下げはドル安を促進する要因となる。
トランプ勝利の場合
- トランプ氏が勝利した場合、初期はドル高が予想される。
- 法人税の減税や移民抑制がドル高要因となる。
- しかし、利下げ局面にあるため、最終的にはドル安に転じる可能性がある。
- 2016年の大統領選挙直後も米ドル高の展開となった。
- 仮想通貨は上がる。
ハリス勝利の場合
- ハリス氏が勝利した場合、ドル安が進行する可能性が高い。
- 民主党の政策がドル安を促進する要因となる。
- 市場はハリス氏の勝利をドル安要因として織り込む可能性がある。
- ドル円相場においても、ドル安の影響が見られる可能性がある。
いづれにしても、大統領選挙は当日まではわからないので、予想でポジションを持つというのは避けたいところです。
ボラティリティーは高くなるので気を付けましょう。